コケとの奮闘記⑧ ~藍藻の勢力が弱体化!!原因はこれかな?~

コケとの奮闘記

コケとの奮闘記⑦の続きです

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最近、90cm水槽の藍藻の生え方に変化がありました

今回はそれのについて観察していこうと思います

 

 

これまでとの比較

 

こちらが今回の水槽の写真

 

 

ぱっと見た感じは普通に汚いですね(笑)

 

でもこの写真、

藍藻を物理的に除去してから3日後の写真なのです

 

いつも通りであれば

こんな感じで勢力拡大してくるのですが…

まだおとなしい…

 

今回の変化については少し目につきますよね

 

わたしが思いつく限りでこの変化の原因を探っていきます

 

 

 

 

追加した水草

(記事を書いている)現在は6/19で、先週この水槽に手を加えました

その一つがある水草の追加です

 

前回、有茎草について述べましたね

その有茎草でも飼育水中の栄養素をよく吸ってくれる水草あります

 

マツモ」という金魚藻として売られている水草がそれです

 

 

 

この長く伸びている水草がマツモです

 

他の水草たちは順調に育っているのですが

やはり、藍藻にのまれてしまっていたので、早急に対処しようと考えまして

切り札的水草を使いました

 

後に回収する予定なのでマツモの性質がとても生きます

 

マツモは根を張らない浮遊性の水草なので浮かべておくだけで良いのです

また、成長がとても速いので今回の件にはちょうどいい水草といえます

さらには、丈夫で管理がしやすく、メダカの産卵床やエビなどのシェルターにもなります

 

レイアウトで使うのは少し難易度が高いと思いますが

とりあえず浮かべておく水草としては優秀です

 

これを入れてから1週間順調に成長しています

1つの可能性として考えておきましょう

 

 

 

 

 

バクテリアの投入

GEXさんの「CYCLE 高濃度 バクテリア」です

6/10にエビが大量死してしまったので、水質に問題があるのではないかと思い、バクテリア剤を購入しました

 

これを投与したのがマツモを入れた時期と同じです

これも藍藻を減らした原因の一つではないかと考えます

 

 

以下、考察が入るため長いです

読まれない方は下にスクロールを

 

 

 

 

今回の大量死の原因が

水温変化の影響

または

水質の悪化であると予想しました

 

そのうちの水質の悪化に焦点を当てて原因を考えました

 

考えられるものは

コリドラスを飼育していること(エサに動物性の飼料が多いので栄養価が高い)と

他にも多くの魚やエビ・貝などの生体がいること

 

これらが原因で生物ろ過が追い付いていないのでは?

と結論付けてみました

 

解決策としてバクテリアの添加に思い至りました

 

 

 

また、これは不確定な話なのですが

前に藍藻が大量発生したときに、webサイトやYouTubeから情報を探しました

もちろん、本もいくつか読んだのですが、書いてあることがあまり変わらないのと、藍藻について触れている記事が少なかったのでネット情報を参考にしました

 

そこでは、藍藻にはバクテリア添加が利くとのこと

なぜ?と疑問に思いましたが、

いくつか考察してみました

 

  1. 藍藻の栄養になるリン酸塩を分解、または、増殖するために使うので、藍藻が使えるリン酸塩を除去しているから
  2. バクテリアがフンなどの目詰まりを起こすものを分解し、通水性をよくしているから
  3. 藍藻とバクテリアが競争関係にあり、藍藻をけん制しているから

 

個人的には1と3がありそうですね

これは、仮に効果があったときの話であって、確証は全くありませんので、ご注意ください

 

 

 

わたしは、上記の状況判断とこれを行うデメリットがあまりなかったので

普通の水替えの水に、このバクテリア剤を適量より少し多めに加えて行いました

油膜も張ってませんので、現状のバクテリアが大量に死んでいるということもなさそうです

 

バクテリア剤は分解する物があり、水槽に水がしっかりと循環している状況であれば、多少入れすぎても悪くなることは経験上ないと知っていますが

これをみて行う方は自己責任であるのでお気をつけください

 

 

 

 

水質の測定

こちらTetraさんの「テスト 6in1」です

 

さすがにそろそろ測定しようと思いまして

今回の水替え前に測定しておきました

 

 

測定結果は

pH: 6.8 適正

KH: 3°d 適正

GH: 8°d 適正

NO2-: 1mg/l 適正

NO3-: 100mg/l 水替えが必要

(適正などの内容は試験紙についていた資料を参照)

 

これは少し失敗しましたね…

エビが亡くなった週に測定していたら、今回の値と比較できたのですが…

 

あと、思ったよりも生物ろ過が働いているようです

バクテリア剤が効いたのかな?

 

一方で、硝酸塩の高さが気になりますね

いえ、亜硝酸塩が高いよりは断然マシです

アンモニアも測定できればよかったのですが、この試験紙では調べられません

 

これで水槽内に藍藻の好む栄養が多かったことがはっきりしましたね

正直、水草も元気だったのでこれに関しては予想ができていました

マツモの追加は悪くない判断でしたね

そして、継続して水を変えていく必要がありますね…頑張ります

 

これも気になるのが

pHが思ったより高いことです

ソイルを使っていると6.5より下の値が多いのですが

今回のpHはそれよりも藍藻が好む中性~弱アルカリに近いのです

 

ここで先ほどの比較したかったというのはまさにこの話

 

予想なのですが

今までpHが高かったのではないですかね?

今後経過観察で、pHの低下と藍藻の勢力の低下に関係が見られたら、今後の対策法の1つに加えてもよさそうですね

 

早く測定すればよかった!!

 

 

 

最後に

今回はいろいろ考察しましたが

これは情報不足ですね

 

今回の内容をまとめておくと、

効果があったのではと考えられるのは次のものですね

  • マツモなどの水草による栄養分の吸収よる影響
  • バクテリア添加による影響
  • pHの変化による影響

 

今週は全体的に温度が低かったので、その影響もあるかもしれませんが、確実に今週は藍藻が元気なかったです(ずっとそれでいい)

 

これが一時のできごとであるのか、今後も続いていくのか気になりますね

今回はここまでです

 

今後もわたしの考えや思ったこと、試したことを記していきますので、参考になりましたら幸いです

 

続きのコケとの奮闘記⑨はこちら

 

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