オトシンクルスの餌付け方法

アクアリウム

こんにちは!

あんきもです!

  

今回のテーマは「オトシンクルスの餌付け」になります

こちらの記事は、”オトシンクルスを育てたい方“向けです

コケ取りを考えるのであれば参考にならないかもしれません…

わたしがどのようにして餌付けをしているか、まとめてみました。

参考になれば嬉しいですね!

この内容の動画も作りましたので、よろしければこちらもどうぞ

  




オトシンクルスの数と水槽の大きさ

他の記事でも少し触れましたが、水槽の大きさ(厳密には水量)と飼育数は大切です。

水槽サイズに対しての定員は購入前に考えましょう!

  

参考までにわたしが考える数は

30cm水槽:3匹まで

45cm水槽:5匹まで

60cm水槽~:10匹以上(心配であれは10匹まで)

  

最初のうちはこれを参考にしてみてください。実際、わたしが管理している水槽はもっと個体数が多いです。

写真の45cm水槽は10匹以上飼育してます

飼育数は最初は抑えるといいですね

オトシンクルスは排泄が多いので、意外にも水を汚しやすく、水質の悪化にはとても弱いです

餌付けの後の環境作りも大切なので、この話は忘れないように!

  

  

水槽の環境

わたしはこれが一番餌付けに関わると思っています。お持ちの水槽の環境と照らし合わせてみてください

  

  

混泳していますか?

どのようなお魚と混泳していますか?

また、エビなどはいますか?

よく餌を盗られると話を聞きますし、わたしも持ち逃げ現場を目撃します

これから飼育される方は、そのような話もあると知っておくと良いかと

  

しかし、

実は悪いことばかりでもないのですよ

オトシンクルスを観察していると、他の生体が餌場を漁っているのを見ています

オトシンクルスが餌場を認識するためにも混泳はあっても良いかと思います。その時は、餌付けをしている時だけでも少し多めに与えるといいですね

  

わたしがオススメする混泳生体は

コリドラスです!

個人的に完璧な同居人です

写真はステルバイというコリドラスですね

  

大きさが気になる方は、

コリドラスピグミーなどのチビコリ(ミニコリ)をオススメします

理由は餌と性格、食べ方です

性格は温和で、オトシンクルスに害することはしません。ピグミーはオトシンクルスと一緒に泳いだりもして、微笑ましいです(о´∀`о)

  

コリドラスはかなり食い散らかすので、そのほぐれた餌をオトシンクルスは食べたりしますし、近くに一緒に食べている魚がいると安心するようです

  

泳ぎまわる魚と違い、居座るのでオトシンクルスも居着きやすいみたいです!

餌については後ほど

 

  

ピグミーの場合、飼育数はこの割合がちょうど良いですね(*´꒳`*)

餌は食べやすいですか?

正直な話

なんでも食べます

食べるようになれば、フレークでもタブレットでもなんでも食べます

  

しかし、最初のうちは沈下性のタブレットを与えたいですね

粉ものは控えましょう。かなり食べにくいようですし、食べたか分かりにくいですね

  

わたしはコリドラスの餌をオススメしています

詳しくはこちらを参照してみてください

【初心者】オトシンクルスの餓死の防ぎ方
オトシンクルスは餓死しやすい熱帯魚ですが、それは防ぐことが可能です。オトシンクルスを餓死させてしまう水槽と、そうでない水槽があります。これをみてあなたの水槽がオトシンクルスが住みよい環境か考えてみてください。よく観察し、環境が整っていればオトシンクルスは長生きすることができます。この可愛い生き物を沢山長生きさせてください。

  

  

餌場はありますか?

餌場があると確認しやすいですね

また、餌場をオトシンクルスは覚えます

  

無くても良いですが、いろいろと便利ですよ~

  

餌場は様々なものを試しましたが、正直何でも良いようで…

このようなツボに入れても集まりますし…

  

タッパー(コリドラスもいるので埋めてます)

  

PSBについてきた計量キャップ

こんなのでもいいみたいですね(笑)

  

入れ物で餌場を作る理由は3つ

・餌場を覚えさせる

・餌が散らばらないようにする

・餌が隙間に入らないようにする

これが理由です

  

3つ目の理由ですが、

主に水草やウイローモスなどの隙間に入ると食べられないようです。腐敗しやすいので注意してください

  

小型水槽はとくにミズカビの原因になります。わたしは白点病よりもこちらを警戒してます。かなり危険です

オトシンクルスはミズカビを食べるといいますが、餌から発生したミズカビを食べているようすはありません

流木から出たフワフワしたものをつつくことはあるみたいですが、”ミズカビを食べる”という認識は危険なのでわたしはススメません

  

入れ物が無くても、同じ場所には与えるようにしましょう!

  

入れ物がなくてもこの通りです!

  

  

 与える時間はいつですか?

わたしは毎朝与えてます

  

最近お迎えした個体は普通に食べてくれましたが

手段の1つとして、

人を警戒してごはんを食べないお魚には夕方~夜に与えています

  

混泳するお魚が横取りするのであれば、水槽を暗くして与えると先に寄ってくる事があります

グッピーやテトラは夜に寝ているので、それを狙うのも1つかと…

  

  

与える量はどのくらいですか?

短期戦を狙うのであれば

少し多めに与えるor1日の回数を増やす

これが効果的だったりします

  

その時は必ず余った餌は回収しましょう

  

もちろんデメリットもあります

水が汚れますし、混泳魚が肥えることがあります

なので短期戦です

  

3日やってダメなら、環境の見直しですね(混泳生体が強いなど…)

  

  

食べたら勝ちです!

食べたら勝ちなんです!!

餌の味を覚えれば、他の魚と競争して食べだします

  

  

設備はどうですか?

不備によりオトシンクルスが拒食になることがあります

  

オトシンクルスだけではありませんが、環境によるストレスで拒食になることがあります

とくにオトシンクルスはその点繊細な個体もいます

いくつかあげてみましょう

  

  

ヒーターは設置していますか?

水温が変動しやすいと食欲が落ちます

見落としがちですが、昼夜の温度変化を失念するとそうなります

  

ヒーターはいつ付けるのか?

それは最初からです。オトシンクルスを飼育するならヒーターは必ず付けましょう

  

  

濾過は十分ですか?

餌の量を増やすとバクテリアが酸素を大量に消費しますし、オトシンクルスの代謝も増えます

エアレーションを増やして、水槽内の水を循環させるだけでも効果はあります

  

水量が小さい30cm前後の水槽は濾過は多いといいです

水質の悪化は拒食だけでなく、死亡することもあるので気をつけてください

外傷がなく、固まったように死亡するのであれば、水質によるものがほとんどだと思います

  

  

静かな環境ですか?

これはかなり難しい問題ですが…

ドアの開け閉めによる音に弱い個体がいます

このストレスによる拒食があります

  

水槽の場所を変えるしかないですが、隠れ家を作って落ち着かせることも1つです

  

しかし、根本的な解決にはなりませんし、日中は警戒して出てこないことが増えると思います

可能であれば場所を変えましょう

これまで使った水槽や濾過についてはこちら

  

  

  

餌付けのタイミング

悩みますよね~(>_<)

わたしはお迎えした翌日から与えてます!

  

最初のうちは環境に慣れません

餌を与えても水を汚すだけで終わることが多いです

  

他の魚がいるのであれば、いつものタイミングで与えるのが良いかと思います。新しい個体を迎えたからごはんを与えるのは良くないです

  

新しい環境は緊張しているので、あれこれしない方がいいですよ

ちなみに、我が家では1日1回朝に与えます

  

  

食べたか分からない…。そんな方へ

オトシンクルスの餌付けで大切なことは

  

よくいえば、”見守ること

雑にいえば、”根気“”我慢“です

  

目の前で食べるかどうかは、最初のうちは考えないようにしましょう

つまり、食後に食べたかのチェックを行います

  

お持ちのケータイで良いので、購入直後のオトシンを撮るといいですね

または、ごはん前のオトシンを見つけられれば、それを撮りましょう!

  

撮るときの注意

可愛いですが、分かりにくいですね…

  

これは惜しいですね

  

こちらがお腹の膨らみが分かりやすいので良いかと!

  

ちなみに、これは食後です

微妙ですね(笑)

とても分かりにくいです

  

オトシンクルスは食べたらお腹が膨らみます

その前後で違うかが大切です!!

肥えてくるとこれが分かりにくくなりますが、そこまで大きくなっているならば既に悩んでませんね(笑)

  

もちろんコケを食べても同じ感じに膨らみます

わたしが1日置いてから与えるのは、それを見極めるためでもあります。1日も経過すると、食べやすいコケは粗方食べ終えてますからね

  

ちなみに

これは妊娠個体です(写真が見づらくてすみません💦)

さらに腹部について分かりやすくまとめたのがこちら

  

  

オトシンクルスは食べるのが遅い

食べるのが遅いです!

  

よく盗られるとの話ですが、遅いのが原因です

食べたあとを見てみても、思ったよりも減ってませんからね…

  

これが、飼育者を不安にさせるのでしょう!だからこそ、お腹の膨らみを見てください

焦ってはいけませんよ!

  

我が家でも、プレコの餌をコリドラスの餌と混ぜて与えると、最後まで居残りして食べています

我が家では朝8時までにごはんを与えていることがほとんどで

仕事から帰宅して見てみると、90cm水槽ではわずかに残っているときもあります(人気のないプレコの餌だけ…)

  

それを一生懸命食べていまして、よく見ると朝の個体とは別個体が食べてます

  

小型水槽では4~6時間以内に食べてくれる事を目安に与えてます

つまり、水を汚しやすいですね

  

基本的にはどの水槽もエアレーションと濾過はそれぞれ入れてます

90cm水槽は、外部濾過とエアレーション×3で水を循環させ、硝酸などは植物の代謝と水変えでなんとかしてます

オトシンクルスの飼育は餌付けが終われば、水質を安定させる戦いなので、食べるのが遅いことを考えていきましょう!

  

  

  

この行動は食べる?食べない??

この画像をみてどう思いますか?

これはまだ食べていない、餌付けがまだな状態です

横に寄り添っていますね(笑)

  

ですが餌には気づいています

ここまで来ても餌を口にしないのがオトシンクルスです!

この後離れることも十分考えられます。この行動がヤキモキさせますね!!

なので忍耐力が試されます

確実に進展しているので、そっとしておくと良いでしょう

  

ちなみに、

慣れたオトシンですら、警戒心の強い個体は新しい餌場に少しずつ近づきます(笑)

餌の与え方とオススメ商品の紹介はこちら

  

  

最後に

いかがでしたか?

  

これはわたしの経験によるものがほとんどなので、他のサイトとは逆のことや違うことが書いてあるかもしれません

  

オトシンクルスをコケ取り生体として考えた内容ではないので、餌付けによってコケを優先しなくなることも考えられます。私は違うとは考えていますが…

餌付け方法の考察記事がこちらになります。

この記事には載せられなかった、考察からボツ案までより詳細な内容が書かれていますので、まだまだ足りない方はこの内容を勧めます。

  

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よろしくお願いします!

  

今回はここまで

 

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