こんにちは!あんきもです
今回は日記にまとめましたが、一部内容は他の記事を書こうかと思っています。
タイトルにもあるように、オトシンクルスの交尾が確認できました!!
それが今回の主題だったりします。
経緯も含めてあげていくので、お好きなところから飛んでみてください(*´ω`*)
5/4 実家の子お引越し
前回の日記では実家の子たちをお迎えするための水槽を立ち上げていました(こちら)。
GWには一度帰省してこちらにお引越しすることは決まっていたので、事前に準備しておりました。
こちらの水槽ですね
お迎えする子たちが思ったよりも大きく、多かったのでこのサイズではかなり手狭になってしまうことが、後から分かりました…
計画性がなさすぎる…。すみませんね。
是非とも反面教師として覚えて頂ければと思います。
実家の子たちにはかなり負担をかけてしまい、ゆっくりと数をカウントするところ、急いで導入を行いました。
今回はクーラーボックスに5Lほど入れて持ち運びました。(写真の水量は減らしたものです)
以下、大まかに数えた個体たちの数になります
- ステルバイ:10匹
- アドルフォイ:2匹
- レッドテトラ:8匹
- ラミーノーズ:5匹
- オトシンネグロ:4匹
- ミナミヌマエビ:10匹以上
- オトシンクルス:25匹
分かります
多すぎです!!
今回は数が多かったので、グループをいくつかに分け、温度合わせを行いました。
水温を計りながら行っていましたが、外気温が高かったせいか、水温はあまり変わりませんでした。
水質もお互いpH6.0前後、水槽の亜硝酸・硝酸は試験紙ではほぼなし
ほぼなし…って、水草だけで肥料も入れずまわしていたからでしょうか?
ほかの水槽から種水を貰ったり、濾過槽の汚泥やバイオフィルムを剥がして移植したので、それがよかったのでしょうか?
実家に帰る前に水替えしたのもよかったですかね。
水合わせも1時間かけて行ったのもよかったのでしょうか。
お陰様で、拒絶反応もなく、落ち着かない様子ではありましたが、弱った個体はいませんでした。
この記事を書いている現在(5/6)は誰一人なくなっていません
この夜、コリドラスが産卵行動を行ったり、オトシンナイトフィーバーがあったりと、水槽が賑やかでしたが…
翌日にあんなことが起こるとは、この時の私は考えもしませんでした…
すでにタイトルでネタバレしていることも考えませんでした…
5/5 オトシンクルスの交尾
事の経緯
この日は朝からブログ用&記録用にご飯風景を撮っていました。
この記事だけ見られている方には分からないと思われますので、後ほどあげるTwitterのリンクから前後の状況を見て頂ければと…
今回は狙ったわけでもなく
本当に何気なしにチラ見した水槽でオトシンクルスがTポジ(交尾)していました。
当時を振り返り、あんきも氏はこのように語ったそうです
あまりにも普段から夢に見すぎて、白昼夢か見間違いかと思った…
あまりのことに録画していることを忘れ、このように供述しておりました。
何も考えずに出た心の声なので、大目に見てくださいm(__)m
交尾の状況
私が撮影した交尾の瞬間は次のようになります。
動画を見たい方は、Twitterのリンクを貼っておきます。(こちら)
餌場に元々いたオスと後からやってきたメスが交尾しました。
ちなみに彼らの紹介をすると、
メスは5年以上飼育している古参の方です。
オスはおそらく昨年の夏にお迎えした個体か、一昨年の春に水槽をリセットした際お迎えした個体のどちらかだと思われます。
メスが降りてきて、ごはんのある場所に向かおうとすると、そこにオスがいました。
このように見ると、メスが自ら交尾しに行ったように見えます
しかし、私の経験上このようにオトシンクルスが突っ込んでいくのは珍しくありません。
ただ、様々なタイミングが良かったのでしょう
オスがすかさずメスを巻き込み、ホールドしました。
これがオトシンクルスの交尾です。
コリドラスも同じような交尾を行い、これをTポジションといいます。
私が知らないだけかもしれませんが、
オトシンクルス(並オトシン)として売られているお魚で交尾動画を記録するのはかなり難しいです。
理由は、前にもあげましたが、オトシンクルスとして売られているお魚は複数種いるので、種が異なると基本的には繁殖はできません
飼育している方は多いお魚ですが、その報告数はかなり少ないです。
考察
今回、交尾が行われたのは偶然であるのが私の考えです。
ただ、多くの方に反応を頂けたのはとても嬉しかったですね!!
皆さんありがとうございました!!(≧▽≦)
偶然である理由はいくつかあります。
また、今回得られた情報を私なりの考えをまとめてみました。
その1 引っ越し
まず、引っ越し直後であること。
これは今後の考察の足しにしたいと思っていますが、引っ越しした夜にコリドラスが繁殖行動を行っていました。
それを見たとき、環境の変化が引き金になりその行動を行ったと考えられました。
その翌日の出来事なので、トリガーとなる状況はコリドラスと近いと考えられます。
そもそも水質の変化をきっかけに繁殖行動を行うことは、アクアリウムでは広く知られていることなので、もう少し突き詰めていきたいです。
その2 水質
前々からあげている「Tetra test 6in1」と「Tetra test pH」を使って、水質を測定してみました。
今回は差異があったものをピックアップしていきますが、そもそも測定できるものが少ないので、参考までに留めておきたいです。
明確な差があったのは、亜硝酸と硝酸
実家水槽の飼育水はどちらも「water change(亜硝酸 10mg/l、硝酸 250mg/l)」以上の値だったので、かなりよろしくない状況でしたね…
一方、現在の飼育水、試験紙レベルで恐縮ですが、亜硝酸 0mg/l、硝酸 10mg/l(薄っすら見えるか見えないかくらい)の値でした。
この数値を分かりやすくまとめると、
実家水槽
タンパク質やアミノ酸の分解物である硝酸態窒素など(アンモニアや亜硝酸、硝酸)が多い。つまり、水を替えなさい。汚いですよ!という状態。
新規水槽
硝酸態窒素などが少ない。つまり、立ち上げ初期のろ過が上手くいっている。または、分解対象が極端に少ない。水替えと水草による窒素消費により減っていることも考えられる。
このようにまとめましたが、これは今回の水槽2つを比較してのお話なので、参考までに
ともにpHは6.0で思ったよりも低かったです。
※6in1では計れなかったので、pHの方で計りました
ここで1つ思ったのが、
水替えでの繁殖行動の誘発は狙えそうではあります。
水替えの前後でオトシンクルスから反応があることは前々から分かっているので、水質を無理のない範囲で変化させて誘発させるという方法は有効そうです。
一方で、今回は大きく変わりました。
それを参考にするのであれば、定期的に水槽を移動させるなどの方法が良さそうではありますが、生体にかかる負担が大きいので、あまりオススメできません。
その3 天気
私は関東圏に住んでいますので、
この5/4、5/5の大気の動きを見てみても数日で大きく変わったようには見えません(気圧・気団の位置)
東に高気圧が居座り、はるか南には前線ができてましたが、これが今回の交尾に関係したかは別問題だと思います。
寒暖差について、
水温自体は少し下げていて、24℃に落ち着いていました。
導入時のクーラーボックスも24℃、水槽飼育水も24℃。
導入直後の水槽は25℃に設定を上げましたが、かなり緩やかに上がっていたと思います。
参考までに、気温ですが最高と最低の気温差がこの2日は10℃近くありました。
こちらに迎えてからは、クーラーなどで温度管理をしているので上がりすぎることはありませんでした。
その4 過密飼育
前回、立ち上げた水槽の話を載せましたが、カタログ上では水量37Lと書いてあったので、その中に25匹のオトシンクルスは多すぎます。
個人的には幸せですが
種類のお話を先ほどしましたが、これだけ数がいれば同種はいるでしょう。
数を打てば当たるとは言いませんが、今回の件は参考になりました。
水質の悪化、縄張りなどのリスクがあるので勧められませんが、大容量の水槽で個体数を増やして狙った方が上手くいくことが考えられそうです。
今のところ喧嘩は見られません。
しかし、今後出てくるとは思うので対策を考えます
その5 抱卵個体・成熟個体
実家のオトシンクルス
抱卵個体8匹、抱卵見込み4匹いまして…(抱卵見込み→成熟していて既に可能性を感じている個体)
あれ?これは宝の山か?°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
と思えるほど健康的に育っていました。
ちなみに、これが抱卵個体です。矢印のあたりが卵巣です
1年以上飼育している個体にこの傾向があるので、オスもメスも半年~1年以上は飼育している個体に限りますかね
まずは、健康的にオトシンクルスを育てることが大前提です。
最後に
他にもいろいろ書きたかったですが、とりとめのない内容&感情的なものになってしまいますのでここまでとします。
私が目指すところは再現性のある繁殖なので、このような結果は嬉しくはありますが、望んだものではなかったです。
それ以上に、結果を喜んでくれる方々がいたことがとてもうれしいです(*´ω`*)
もうすぐこのブログも1周年になりますが、見て頂けていることが何よりうれしかったりします。
まさかこのタイミングで交尾が見れるとも思いませんでした(笑)
私もなかなか持ってますね~!!
先日、原神で爆死したかいがありましたよ!!
お聞きしたいことがありましたら、Twitterにて対応しようと思います。
私にお答えできる範囲でのものになりますが、よろしくお願いします。
今回はここまで
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