オトシンクルスの無給餌飼育(?)についての検証【導入1週間】

オトシンクルス

こんにちは

メイドインアビスの続きが気になるあんきもです

今回のお話は、オトシンクルスの無給餌飼育についての検証になります

検証というとカッコイイですが、要は目的をもった記録ですね。何事もかっこよく言ったもん勝ちです。

内容は1週間の記録とその考察等があるため、いつもより長いかもしれません。

普段あげている内容は、それらを除いた結論に近い内容のみなので、今回の内容はその点でもいつもと違うかもしれませんね

検証の経過も今後あげていこうかと思います。

さて、Twitterを見ている方で

気づいた方もいらっしゃるかと思いますが…

1週間無給餌は今回の条件では危険なので、やれるところで止めました!(11/17追記)

まだいけると思いましたが、殺してでもやる価値はないとも思いましたね

他にも色々分かることもありましたので、今後の糧にしていきます。ちなみに、私の検証などの試みは結構失敗しています。まあ、実験をしているので上手くいかなくても「上手くいかなかった」結果が得られたので満足です!

今回の内容を不快に思う方もいるかもしれませんが

導入初期の餓死というものについての疑問と改善案の模索のため前々から行おうと思っていました

見苦しい内容であれば申し訳ございません。

メインはオトシンクルス導入から1週間様子を観察したものの記録になります。考察が見たい方はこちら

それではいってみましょう(๑و•̀ω•́)و




はじめに

検証目的

今回の検証の目的は、

オトシンクルス導入時の餓死の検証

導入時の水質状況と改善案の模索

簡易水槽環境下での生存方法の検証

になります

失敗してオトシンクルスが亡くなることが無いように、注意して行いましたが….

この点を不快に思われるようであれば申し訳ございません。

飼育環境

水質

元々の水質をよくあるような飼育水の環境で行いました。

想定した状況は、生物ろ過が十分出来上がり「硝化状態が良好な水であること」と、生体を多く飼育した過密水槽の「硝酸などの分解物が多い水であること」を意識しました

この想定状況は

主にアンモニアの分解物である硝酸を指標とし、試験紙で簡易的に確認できる方が情報共有しやすいと考えたためです

今回使用する飼育水をTetra6in1で測定できる範囲で確認したところ

硝酸 250㎎/L以上

亜硝酸 1㎎/L

GH 8°d

KH 3°d

pH 6.4以下(TetrapHでは、pH6.0)

※塩素は出ないので割愛

元の水槽では、この時までの1週間は水替えの水量を減らしていたので、良い感じの水になりました。

水槽状況

初心者の失敗状況を想定して、こちらの小さな水槽を用います

水量は約6Lで飼育し、初期の水はすべて上記のものを使いました

他には、新しい吸着系ソイルを少々と、18L用オートヒーター(26℃設定)エアレーション(いぶきのエアストーン)、少々の隠れ家、ハイグロフィラ数本のみの簡易的な水槽です

管理状況

1日1回1/6量の水替えを行います

この水替えは、水質状況が悪い状態でオトシンクルスの死亡を防ぐ措置です

水替えの水は常温の水道水にこのPSBを入れて

カルキ抜きと栄養効果を期待しています

この期間中ですが、無給餌飼育を行います。

そのため、PSBと水草のみで生存ができるようであれば、餌付け前の対策として有用だと考えられます

もちろん、餓死しないように注意いたします

これと同時並行で検証している内容では…

このやり方と環境では失敗する可能性が濃厚なので、難しければ変更予定です(11/12現在)

その内容は、また別の記事で

検証期間の記録

1日目 11/12

我が家のオトシンクルスは栄養状態が良好なので

1週間くらいなら耐えてしまいそうで….

ぶっちゃけ、参考になりません

そのため、新しい個体を購入いたしました

私が新しいオトシンクルスが欲しかったからではありません

違いますよ?

本当に

めっちゃ可愛い!!

最高!大事にします!!

無事、拒絶反応なく水合わせできました。

この子たちはこの記事で水合わせしていた個体です

水質は上記の飼育水と変わらないので割愛致します。

ちょっと痩せ方が心配な子もいますね

購入個体としては問題ありません!病気もなさそうで、元気な子たちです

しかし、今回の試みを乗り越えられるか怪しい栄養状態です

ドクターストップならず、あんきもストップで無給餌状態をやめますので、状況次第ですね

エアレーションによる水流も問題ないですが、ヒーターが適正サイズより大きいためか+1℃の温度を保っています

(事前テストでは10Lの水で26℃安定でした)

記録 10時

水温:27℃(夕方)

硝酸 250㎎/L以上

亜硝酸 1㎎/L

GH 8°d

KH 3°d

pH 6.4以下(TetrapHでは、pH6.0)

※初日のため、水替えはなし

2日目 11/13

本日も3匹生存を確認しました

正直、昨日の状態で失敗はないと確信してはいました( • ̀ω•́ )✧

異常行動はありませんでした

写真のように群れて泳ぐようになりましたね

餌を与えているわけではないので、水が黄ばむことはありませんでした

視覚的に悪化している様子はありませんでした

ちなみに、嗅覚的には良い水の匂い!

元々の水は餌の量が多くとも悪い匂いがしないものでしたが、塩素の匂いがしない水道水に近い匂いになっていました

エアレーションって凄いな….いぶきさんありがとうございます!

沢山フンをしていますね!

昨日撮るのを忘れていましたが、昨日よりも水槽の床が綺麗になっています

気になったことが1つ

食害か移動時の傷かちょっと分かりにくいですね

食害なら個人的には情報の1つとして有用ですのでありがたいのですが…

どうなのでしょうか?要観察!!

記録:20時

水温:27℃(朝と夕の平均)

硝酸 250㎎/L

亜硝酸 0㎎/L

GH 8°d

KH 6°d

pH 6.4

※水替えの前の記録です。明日以降も同様に記録予定。

3日目 11/14

月曜日なのでお仕事です。

1日様子が見られないので不安ですね…

腹部のふくらみはありませんね

動きは機敏で元気はあります

腹部を観察すると、1匹だけ腸の渦巻きがはっきり分かるようになりました

写真に写りにくく痩せ方が分かりにくかったので、側面をどうにか撮りましたのでこれで勘弁願います

側面だけ移っている子が少し痩せています

あと1日様子を見てさらに痩せるようであれば、ぬんちゃん水槽のスポンジフィルターのスポンジを入れます。

模様がはっきりしており、尾やヒレが綺麗に広がっているので今のところすぐに餓死することはないでしょう

記録:20時

水温:27℃(朝と夕の平均)

硝酸 250㎎/L

亜硝酸 0㎎/L

GH 8°d

KH 6°d

pH 6.4

昨日と値は変わりませんでしたね。

1/6水替え程度では硝酸を減らすことは難しいようです。

現状、餌の投与による水への有機物負荷はないので、アンモニアと亜硝酸、硝酸が分解物として出にくいと思われます。

硝酸量が多いのは、元々の水に硝酸がかなり含まれていたからでしょう。

元の量は250㎎/L以上としか分かりませんが、数日水替えを続けて下がるか確認したいところですね

脱窒の条件が整わない好気的な環境であるため、硝酸の除去は植物の窒素同化と水替えに頼るのみになります。植物についても昼間は私の部屋が暗いので、あまり期待できませんね

ひとまず、目的の1つ

オトシンクルス導入時の餓死の検証

導入から3日は、やや痩せ気味の個体でも上記の水質環境下であれば元気に生存が可能ということが分かりました。

これは、餌となる微生物がかなり少ない状態での飼育なので、立ち上げ初期の水槽でもない限りはもっと長く生存が可能でしょう

濃縮PSBの効果はよく分かりませんでしたが、餌がほとんどない状態でも動きが良いので、元気の維持に貢献しているかもしれません。引き続き確認していきます

4日目 11/15

今朝は壁面に付いていましたが、帰宅してから下にいるようになりました

ヒレはまだ開き、元気な姿ではあります

模様もはっきりして、白くなることはありません

しかし、どの個体も動きにキレがないですね

まあ、ここが止め時ですか….

無給餌飼育はここで終了して別の方法での生存を試みたいですね

他の記事でも書いておきたい内容なので、実りある結果が出てくれることを祈ります。

はい、ごはん

ぬんちゃん水槽のスポンジフィルターです。

もしもし?ポリスメン!オトシンクルス虐待の現場が….

ちょっと、待ってくださいね!?

結構真面目な対応なのです!

詳しくは形になり次第報告致します

早速乗ってます!相変わらず綺麗な個体ですね~(*´ω`*)

これが効果的であれば、立ち上げ初期の水槽でもその場しのぎが可能ですかね

何も考えず使用しているフィルターを入れれば良いというわけでもないので注意して下さい

いや~….無給餌飼育は難しかったですね…

観察方針を変えていかないといけませんね

記録:20時

水温:26℃(朝と夕の平均)

硝酸 250㎎/L

亜硝酸 0㎎/L

GH 8°d

KH 6°d

pH 6.4

後日の腹部に注目です!!

5日目 11/16

あれから1日経過しました。

本日も全員生存しています。

全員を写すのが難しい今日この頃….

とりあえず痩せていくのは止まりましたが、太りもしませんね

本日の水質はこちら

記録:20時

水温:26℃(朝と夕の平均)

硝酸 100㎎/L

亜硝酸 0㎎/L

GH 8°d

KH 6°d

pH 6.4

やっと硝酸が減りました!

そのため、明日から餌付けを始めてもよさそうですね!

腹部の様子….分かりにくいですね…

さて、餌付けまでに時間をかけた理由ですが

次の件を確認していました

  • 無給餌状態での餓死の兆候
  • 無給餌状態での栄養状態
  • 並オトシンの水草の食害
  • PSBの効果
  • 微生物源投与による栄養状態の変化

まあ、今回の件だけで結論付けることはできませんが….

水草の食害は期待していたのですがね…。現在の栄養状態で食べないのは、他に要因があるのでしょうかね?

微生物源投与による栄養状態の変化はもう少し確認したいので、明日の朝に人工飼料を投与して帰宅後に確認する形が良いですかね

写真のように致命的に痩せているわけではないので、この状態からの餌付けは余裕でしょう。

6日目 11/17

スポンジフィルターはぬんちゃん水槽に戻し、本日の朝から餌付け開始です!

餌付けに必要なことは…

安定した水質!

気になる餌!

静かな環境

そして…

根気!愛情!!(たぶん、ラブ注入的な何か…)

さて、帰宅した後に確認すると…

お腹のふくらみが分かりますか?

消化管にある餌に圧迫されて腸が分かりやすくなっていますね!

我が家のオトシンクルスの餌付け率100%に戻りましたね!( • ̀ω•́ )✧

こちらは別個体。お腹が膨らんでいるのが分かるでしょうか?

こちらも上の子たちとは別個体。食べているところを撮影できました

記録:20時

水温:26℃(朝と夕の平均)

硝酸 100㎎/L

亜硝酸 0㎎/L

GH 8°d

KH 6°d

pH 6.4

餌が半日残っていましたが、亜硝酸に影響なしでした。アンモニアが少し心配なところです…

ちなみに、この餌は水替えと共に捨てました。

明日で1週間です。無給餌飼育はどこへやら….

結局いつもと同じくご飯を与えていますが、人工飼料を数日食べない程度で焦らなくても大丈夫だということが分かりましたね!

7日目 11/18

見つけられるかな?

本日も生存を確認しました

長い1週間でしたね….

見ての通りコケ1つない綺麗な水槽です。

コケが無ければ生きていけないなんてことはオトシンクルス飼育ではありえませんね

正直、エアレーションだけでここまで元気に飼育できるとは思いませんでした

しばらく、エアレーションのみでろ過なし飼育を続けてみようと思います。

水替えと給餌量の調整で水質はどうにかなるかしら?

水カビ発生させたらマズそうですね….

記録:20時

水温:26℃(朝と夕の平均)

硝酸 100㎎/L

亜硝酸 0㎎/L

GH 8°d

KH 6°d

pH 6.4

あら?昨日と同じ….

亜硝酸出ないですね

フンが最初からあったので、分解できる細菌がいてくれるのではと思っていましたが….

エビや貝類の排泄物は結構キレイらしいですが、デトリタス食性の生き物ってみんなそんな感じなのでしょうか?「フンが多い=水が汚れやすい」とは言えないのかもしれません。

最後に

はい!チ-ズ!!

最後に

今回の内容はいかがだったでしょうか?

お前さん何がしたかったんだい?と言われそうですが、観察がメインですので…

簡素な環境の水槽ですが、なかなか悪くありませんでした

まとめや考察はこちらの記事になります。

他にもいろいろと観察できることがあったので、それも含めて悪くない試みでした

でも、餌を与えない飼育はまず行わないので、今回のやり方は心に良くないですね~….

しかし、可愛いオトシンクルスたちに出会えたのは最高でしたね( • ̀ω•́ )✧

この子たち、美人に….いや、美魚になりますよ

いや、美魚にしてみます!!

決意が固まったところで今回は終わります

長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました(*´ω`*)

今回はここまで

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