こんにちは
WBC激アツなあんきもです( • ̀ω•́ )✧
今回も前回の投稿同様にアンケートを取りました
ご参加頂いた皆様
ありがとうございました!(人*´∀`)。*゚+
その他の内容は今後検討させて頂きます!
前回の内容と大きく異なり、今回の餌付け関係のお話は、既に実践済みか、それを踏まえた記事未満のものになります。
そのため、今後予定している企画・検証はかなり少なく。どちらかというと、裏付けのための検証予定が主です。
既に記事段階まで情報が集まっていても、内容や私自身がボツ案にしたというものもあります。
先に書いておきますが、
この内容は餌付けが上手くいかなかった方へのお話がメインです。
※餌付けの餌は全て人工飼料で考えてます
上手くいっている飼育者にとっては蛇足でしかないかもしれません。
中には少々言うことは言っているものもあるのでご了承ください(それが理由でボツ案にしていたりしてます)。その分しっかりと餌付けについて考えております。
それではいってみましょう(๑و•̀ω•́)و
餌付けの難易度について(考察・検証段階)
オトシンクルスと言えば餌付けが非常に難しいといわれています。
過去にも似たようなことを書きましたし、現在もその内容を否定するつもりはありません。
しかし、すべてのオトシンクルス飼育が難しいとは限らないので、詳しく思うところをあげていきます。
餌付けは難しい?
結論から述べると、
オトシンクルスの“混泳飼育での餌付け”は非常に難しい場合があります。
より具体的にあげると、エビやメダカ(その他遊泳魚)などの生体との混泳は(餌付けだけをみると)相性が非常に悪いです。可能不可能の話ではなく、難しいということです。
※混泳に問題があるわけではありません。エサを食べれるような環境であれば上記のものは気にしなくて大丈夫です。
これは普段の観察や情報収集から考えることであり、条件を揃えての比較検証したわけではないので考察に留めている内容であると先に言っておきます。
しかし、オトシンクルスの餌付けが大変だとツイートしている方の多くがこれらの生体との混泳を行っていることと、私自身何度かこれらの生体と混泳させて思う事でもありました。
主な原因としては、エサの持ち逃げをされてしまうということです。
一応これに対処する方法があります。
それは「給餌量を一時的にでもかなり増やす」こと (餌付けの間だけ)
もちろん、それも飼育水の水量と飼育個体数、ろ過機能などによります。水が出来上がっていない、または、飼育密度が高い水槽では、それを行うにはリスクがあるので、そのことは念頭に置いてください。
現状、このブログの「餌付け方法」の記事では同様のことを書いていますが、具体的な量に関しては読者の采配に任せています。
ありがたいことに、Twitterでブログ記事の内容を参考にされた方が、実践しているのを何度か見ていまして、上手くいっていることもあります。 (人*´∀`)。*゚+
ありがとうございます!!
一方で、ツイート内容からしてうちのブログを参考にされた方の失敗例も見かけることもありまして(違う可能性もありますが…)
他人の飼育水槽のため、具体的な水質の状態推移が分からないので、コメントしようか悩ましいこともあります💦
そのような水槽では投入量が少ないことが多いですね。
餌付け方法記事で「少し多め」と書いているので、私が思っているよりも控えめになってしまうのも当然かもしれません。
大判のタブレットタイプはともかくとして、小さいボタン型(ウエハータイプ)などは多めに、粒タイプはかなりの量を入れないと意味がありません。
「気持ち多いかな」くらいでは気づいても口にできないことが多々あります。餌付けの上手く行かない混泳飼育水槽はここまでやる必要があるのです。
最初の餌付け段階で少量を与えて気づくならば良いのですが、混泳飼育の他のお魚がエサを取ってしまうと言うのであれば、ガッツリ過剰に与えて数時間後に回収するくらいやらねば難しい飼育環境というものがあります。
こんなことを他のサイトで書くことはないでしょう。それは、オトシンクルスがメインの水槽を全く想定していないからですね。 うちが特殊なんです…
上記したように、これは飼育環境によっては一概に言えません。
本来、この過剰にエサを与えるという内容はかなり固まってきているのですが、こちらもできるだけ安全な情報をあげたいので、考察記事に載せるにとどめています。
そのため、荒療治に近い内容は直接相談された方への最終手段としているところです。これを見て行うのであれば自己責任にはなりますが、行うにしても水質が悪化していないかは事前に確認してください。食べない理由がそれだったりしますので。
餌付けは簡単に行えない?
さて、混泳飼育での餌付けは難しい場合があると上記しましたが、そうでない場合があります。
例えばですが、混泳飼育であってもコリドラスが一緒の飼育環境の場合。
これは一気に難易度が下がります。
もちろん、「活発にエサを食べてくれるコリドラスが一緒」という意味ですが。
コリドラス以外にも誘導魚となるような生体はいると思うので、今後そのような記事を書けたらアップします( • ̀ω•́ )✧
誘導魚についてはこちらをどうぞ!
他には、単体飼育。
先日、お迎えした新しい個体たちは、給餌後7分程度でエサに噛り付いていました。
確かに今回使った人工飼料は良いものを使ったので、その影響も否めませんが、意外とそんなもんだったりします。
量に対して値段が少し高いのでオススメしにくいですが💦
最近はこれを愛用していますね。
たまに見かける、「オトシンクルスの餌付けは思ったほどではなかった」「そんなこと狙わなくともできた」などの上手くいかない方にとって不快に思われるかもしれないようなお話がSNS上では意外とあるかと思います。
確かにこれは事実ではあります。
飼育環境を整えるだけで、餌付けの難易度とは何だったのか言えるほど簡単にこなせてしまうことはあります。
一方で、安心して頂きたいのは、オトシンクルスの餌付けの成否には原因があることなので、「上手くいかない」ということもあるのです。
逆に、上手くいかない方が試行錯誤の末に成功させることができれば、それは今後のオトシンクルス飼育に生かせることなので、前向きに取り組みましょう(๑و•̀ω•́)و
その為にもうちのようなブログサイトがあるわけです( • ̀ω•́ )✧
ここから先のお話は「餌付けを成功させる方法について」で考察をあげていきます。
長期飼育の餌付けの必要性について(ボツ案)
長期飼育を行う上で、「安定的に飼育する」という部分を見ると餌付けの必要性を感じるかと思います
しかしながら、餌付けを狙って行わなくても問題なく数年間飼育している方もいます。
これを踏まえたうえでも「餌付けは必要であるか?」というと
やはり安定を求めるのであれば必要になります。
後者の餌付けを狙わないものを否定するのではなく、それも踏まえた環境を考えて今回のお話とさせて頂きます。
まず、最初に「安定的に飼育するという部分を見ると」と書きましたが、これにはしっかりとした理由があります。
この話を聞くと「栄養の偏りなどを懸念している」と思われそうですね。それは理由の一つに当たりますが、メインではありません。
その話をするうえでポイントとなる、「餌付けを狙っていない水槽でも餓死をしない理由について」触れていきます。
餓死をしない理由
実はこの理由は意外と多いです。
あまりにも深く触れると他の微生物関係の内容の説明になってしまうため、大まかな内容で書いていきます。
多いのが、「他のお魚のエサを食べていた」というものです。
同じ水槽のお魚に給餌を行っているようであれば、ちゃっかりと食べていることがありますね
これはかなりツイートなどの報告を見るので、食べていないように思われている個体もよく観察すればこちらに当てはまることがあります。
同様に給仕を行っている水槽や水草を沢山育てている水槽では、目に見えないだけでかなりの数の微生物が生息しています。
これは、見るからに汚い水槽だけでなく、とても綺麗に見える水草水槽でも同様です。エサや植物などの有機物を源にした目に見えない生態系が作られているということです。
最近、オトシンクルスをすべて取り出した水槽で面白い変化がありまして、それがオトシンクルスの有無で優占する微生物が変わるというものです。狙って行ったのは今回の水槽のみなので、信憑性は低いと思っていただいて結構です。
ただ、これ以外にもオトシンクルスのいる水槽といない水槽で生物種の違いが見られてきたので、これまでの微生物とオトシンクルスの関係性を調べてきた限りだとこれも一考に値すると思いました。
話がだいぶそれてしまいましたが、安定した水槽に生息する微生物がオトシンクルスのエサとなっている説です。
これも似ているのですが、
流木やマジックリーフなどが直接または間接的な有機物源となっていることですね。
これらが餌付けを狙っていなくともオトシンクルスが餓死せずに生存している主な理由になっていると私は考えます。
とくに他のお魚の給餌を拝借している個体は、餌付けができていると判断して餌を与えても問題ないと考えますね。
理解して行っている方や肌で感じている方も少なくないこれらの環境ですが、実際に計画して行われている水槽はどれほどあるのでしょうか?
私は安定したオトシンクルスの管理を重要視します。そのうえでこれらは、狙って行わない限り非常に危うい考え方だと言えます。
度々、考察やツイートで話すことがある微生物の給餌について
この考えはかなり危険であると考えています。
何が危険かというとコントロールが難しいことです。また、再現性がない場合があります。
そして、環境が少しでも悪くなるとその生物相は失われます。これらの微生物を維持しようと水槽に手を加えないようにしても、それが逆効果になることもあります。
オトシンクルスだけでなく、他の生体が病気になることもあります。 増やしていたのが病原性の生物であったのであれば目も当てられません。
とくにヒーターをつけていない水槽や水温変化の激しい水槽は生物相の変化が激しいです。硝酸の蓄積による水質変化も影響するでしょう。しばらく平気でも、気づいたら…ということが微生物管理ではよくあります。
あとやってしまいがちなのは、「リセットができない」という状態になります。
オトシンクルスの水槽を何度も立ち上げていて感じることは、オトシンクルスの飼育に定期的なリセットは長期飼育を目指すうえではかなり重要であるということです。
同様に「壁のコケを残す」というのもありますね。
個人的にこれはあまり意味がない行為だとは思っていますが、水槽ごとに影響は様々なので飼育者が満足しているのであれば良いかと。少なくとも壁面のコケを残したからオトシンクルスに悪影響があるということはないので、現状維持という部分を見れば間違いではないでしょうね。
しかし、それをすればオトシンクルスが餓死をしないというものでもないので、過信は禁物です。
そもそも私はコケを残すというやり方を推奨しません。 元々コケ取り生体としてオトシンクルスを購入し、オトシンクルスの為にコケを増やすという矛盾があります。
気持ちは非常に分かりますが、そこまでするならば、餌付けをして、他のお魚と同じように飼育すれば良いのではないでしょうか?
オトシンクルスが水槽に対して十分いて、それでコケが残るのであれば、そのコケは食べないものと断じて行動を起こす方が良いです。
現に、そのようにして訳も分からずオトシンクルスが亡くなった、きっと餓死だ、などという流れを私は何度も見てきました。
弱っている状態で、泳ぎもおかしく、横になるような状態になっているのであれば、エサを工夫するどころのお話では既にありません。
そうならないためにも事前に対策することが必要なのです。
これを簡単に解決するのが餌付けです。
「餌付けするとコケを食べない」などと言われますが、オトシンクルスの為にコケを残すという選択陥るのであれば本末転倒ですね。
これについても次の話で触れていきます。
餌付けの利点
そこで元の話に戻しますが、長期の安定した飼育を目指すのであれば餌付けは必要です。
理由は、
リセット時に確実にオトシンクルスが食べられるものを用意することが容易だからです
これが大きな理由になります。
他には、餌付けができていると観察がしやすいというのもあります。
気づいたら亡くなっていたということをできるだけなくすためには、日々対面できる環境づくりが大切になってきます。
人間の汚いやり方ですが、エサで釣りましょう。私は幾度となくそのやり方で写真を撮ってきました。汚い人間になりましょう( • ̀ω•́ )✧
この話では、餌付けしないという部分が多くなりましたが、メリット・デメリットで考えたときに、餌付けをするデメリットがないんですよ。
飼育対象を可能な限りコントロール下に置くことが飼育では大切です。
ちなみに、この話をボツ案にした理由は、面白くないからです。
真面目なだけのお話はあまり書く気にはなれませんね…。 個人的にはもう少し話がぶっ飛んでいるのが好みです。
餌付けが上手くいかない原因について(ボツ案)
実は食べている説
これは多くのオトシンクルス初心者が悩むことだと私は思っています。
しかしながら、非常に言いにくいことではあるのですが…
この「餌付けが上手くいっていない」という判断基準に問題がある場合が半分以上だったりします。
Twitterで見かける餌付けが上手くいかないという方の個体。 その多くは栄養状態が悪くない個体だったりします。
中にはその写真しか見ていない私でも、その個体が何かしら食べていることが分かるような腹部をしていることがあります。
ふくよかな個体や体格がいい個体でも、まる1日エサを与えないと少し腹部が小さくなることがあります(抱卵個体はわからないことが多いです)。
この傾向は購入したばかりの若魚で顕著に表れます。
餌付けが上手くいかない基準が「目の前でエサを食べるか」「エサが減っているか」だったりしませんか?
確かにそれが見られればかなり確実ですが
正直申し上げると餌付けの成功と上記の基準が必ず叶うかどうかは別問題です。
食べたかの腹部の確認にこちらもどうぞ
我が家のように、オトシンクルスの為だけを考えた水槽づくりをしているのであればともかく、多くの魚を混泳させてオトシンクルスの餌付けを行い、かつ、食べているところを目撃するというのはなかなかにハードモードですね。
確かに、お魚が集まっている場所にオトシンクルスは集まることはありますが、食べているところを見れるか見れないかはオトシンクルス次第です。
ここまでの話では、要約すると「餌付けが上手くいかないのは気のせいでは?」ということになっています。
馬鹿にしているのではなくて、これが本当に多いのでよく給餌前後を確認してみて下さい。このブログは、オトシンクルスの飼育が上手くいくように頑張る方を応援していますので、不利益になるような話をわざわざしません。
私のツイートやYouTubeなどを見て、「オトシンクルスは人前でこんなに人工飼料に集まるんだ!」と思われたのであれば言っておきますが…
全てはオトシンクルスの為だけに水槽を作っているからです!
水槽のステータスを確実にオトシンクルスが餌場に現れて人工飼料を食べてくれることに注力した結果です。日々、与える量や状態を確認してコントロールしているから成しえているものであるので、一概にこうすれば同じ水槽ができると言えるものではなかったりします。(案が固まったら記事にします)
「目の前で食べてくれること」が餌付けのすべてではなく、それはほんの一部分でしかないとお考え下さい。
しかし、これを読んでいる方は、それでは満足しませんよね。 他に考えられる原因もありますので、そちらもあげていきましょう。
他にどんなことが考えられるか
他に考えられるのは拒食です。
このような状態になった個体は昼間に食べているのを確認するのが非常に難しいです。
拒食と書きましたが、分かりやすさを重視したので実際の拒食とは少し違います。なぜ拒食と表現したかというと、原因を排除しないとまったく食べなくなるからですね。
逆に、原因を取り除くと何事もなかったかのように来ることがあります。
例えば、
人を警戒しているから
これは餌付けができている成熟した個体でも見られますね。
購入個体でいえば、購入から3ヶ月以上の個体で見られることがあります。これを読んでいる方には、数ヶ月も餌付けしないなんてことがあるのか?と疑問に思われるでしょうが、中にはそれくらい経ってから餌付けを始めようとする方もいるのです(悪いことではありませんよ)。
餌付けが遅れる理由は、コケ取り生体としての運用の為。
そのような個体の一部は人を警戒して出てこなくなることがあります。
エサ以外に栄養の供給源がある場合があり、そのような個体は人工飼料に飛びつくことをしなくなります。危険の少ない近場に有機物源があるとそこから動かなくなるようです。
多くの場合、コケを食べなくなりますし(食べられないコケしかない場合がほとんど)、気づいたら死んでいることもあります。
これを餓死したと判断されることが多々ありますが、上記が原因の場合は餓死ではなく事故か水質の影響が死因です。
これの改善方法は、レイアウトや混泳生体を変えると反応するようになります。
このどちらも今後に記事としてあげていきたいので、ちょこっとだけお話するに留めますが、 餌場をそのオトシンクルスの活動圏に近づけることや、物の配置をオトシンクルスが居つきやすいものに変えるというものです。
混泳生体はよくお勧めしている生体を誘導魚に使うと良いでしょう。
これは考察のおまけであると読み流してくれて構わないのですが
“餌付いたオトシンクルスがコケを食べない”と各サイトであげられていることについて、実際に実践している身としてはそのようには思えません。
今後、珪藻が大量に培養できる環境案ができましたら、「餌付け後の個体」と「餌付けしていない個体」、「給餌中の個体」で比較したいと思います。
ちなみにですが、ショップの方のお話を聞く限りでは少量でも給餌していることがほとんどなので、「餌付け後の個体」と「餌付けしていない個体」では変わらないと思います。
詳しくは、オトシンクルスとコケについての考察記事を書くことがあれば詳しく書きます。
他の拒食の原因としては、
手を加えすぎているということです。
こちらも警戒していることがほとんどで、やってしまいがちな失敗例は、「何度もエサを触る」というものです(スポイトで動かすのも同様)。
改善案としては、オトシンクルスの餌付けにおいてエサに触れる回数は最大2回までと決めると良いですね。それは、投入時と回収時のみ。
正直、あまり気にしないような個体もいますが、失敗経験が多いのであれば気を付けて下さい。
これと同様に「エサを近くに移動させる」はとくに行ってはいけないNG行為です。
「エサを食べてくれ!」と思っているうちは失敗することが多いです。そうではなく、「いつでも来いや!」くらいの気持ちで見守りましょう。俗に言う「押してダメなら何もするな」ということです。
オトシンクルスが人に懐いたと言う方もいますが、オトシンクルスは人に慣れても懐くことはありません。
どんなに丁寧に扱っても、レイアウトなどの環境次第で一変します。我々ができることは環境を整えて、適度な距離感で接することのみです。
これを理解して実践するだけでもかなり変わります。
懐くことはありませんよ。本当に、何度それがあってほしいと願ったことか。断言できますが、人間の気のせいです。水槽環境を変えたら数ヶ月以内に反応が変わりますよ。彼らは私たちのことなんかエサをくれるゴリラくらいにしか思っていませんよ。私は悔しい!!
餌場をコロコロ変えるのは反応が悪くなります。
とくに大きな水槽ではそうですね。 これは餌付けだけではなくて通常の飼育時もそうなのですが、慣れた場所から餌場を変えると、元あった場所で待っている個体を見かけます。
他の行動からの考察なのですが、餌場に合わせて活動圏を移動している個体もいるようです。
餌場とオトシンクルスの集まる定位置をよく観察していると、そこに向かうルートがありまして、多くの個体がその道を使います。これは動画に撮れればいいのですが、基本的に正面から見えない位置にあるので難しいですね。
できるだけ餌場は固定しましょう。
あと、上手くいかない方でやりがちなことは、「ずっと見守ること」これもNGです。見守ると言いましたが、具体的には水槽前に何度も現れることを言っています。
とくに、近寄っているときに応援したり撮影したりするのは警戒する原因になるのでやってはいけません(固定カメラはOK)。
一番いい方法は、給餌後に家を出るくらいするといいです。事後に確認する、最初のうちはこれで問題ありません。簡単な話なのですが、意外とこれをやりがちです。
これは真っ先に考えられることかもしれませんが、エサが原因というもの。
失敗している方の使っている餌をみてみると、大半が「プレコのエサ」です。もはや何度もこの名前を見すぎて呪いの言葉のように感じますが、一応食べますよ。
安いプレコのエサは、上手くいくこともあれば失敗もある、という状態なのでエサだけが悪いわけではないのです。
例えるなら、初代ポケモンでヒトカゲを選んで初心者が旅を始める程度には難しいので、環境等を見直して、手を尽くしてもダメであれば嗜好性や形状などを考えたエサに変えてみるというのも1つの選択肢です。
ちなみに、痩せ傾向があって、力が無くなってきている個体に固い餌を与えるのは逆効果になります。
そのようになる前に検討すべきですので、一応注意してください。
餌についてはこちらをどうぞ
随時更新していますし、与え方やメリット・デメリットを紹介しています。
良し悪し踏まえて適したものを選んでみて下さい。
個体差がある?
オトシンクルスが初期にエサを食べないことについて、個体差が原因と仰る方がいますが、餌付けに関して個体差は基本的に関係ないです(ネグロなどは分かりませんが…)。
もちろん、前回の抱卵の考察であげたような個体や既に弱っていた個体の可能性はありますが…
抱卵個体を販売しているのは見たことがありませんし、元々弱っていたならば餌付けや個体差以前の問題です。この場合は原因がはっきりしています
弱った個体や餓死直前の個体が自力で餌を食べれなくなるのも観察していると分かると思いますが、この時点で既に餌付けどうこうを言っている段階ではないのです。
私もこの状態になったら、飼育水ごと隔離してこまめな水替え、体勢を整えてあげるくらいしかできません。餓死直前であれば、非常食となりえるものを置き、栄養剤の添加や液状の餌を口元に小さいスポイトで丁寧に運ぶくらいしかやることがないです。
現状、50匹を超えるオトシンクルスを飼育していますが、餌付けに関して毎回成功していますし、日々観察しながら給餌方法を模索し続けています。
今までに飼育してきたオトシンクルスを考えると100は簡単に超えます。そのうえで申し上げますが、数匹購入して「餌を食べない個体だから個体差の問題」と断じてしまうのは違うと思います。
今回は考察記事なので好き勝手書かせてもらいますが、餌付けの失敗を個体のせいにしていると何度も同じ失敗を繰り返します。既に失敗経験がある方はそれまでの子たちで何がいけなかったかを考えるアドバンテージがあるのです。個体差と断じるのはそれまでの子たちに尽くしてきたことを簡単に無駄にします。お願いですので、次の子たちに繋げてあげて下さい。
参考までに、餌付けにもタイミングがあったりします。弱った状態で行っていた行為が元気なうちでは効果的だったこともあるでしょう。思い返してどうすればよいか考えてみましょう。そのためにも沢山の内容を私は書いています。
上記したように、上手くいっているのに気づかないということが非常に多いです。餓死を疑うことと同じくらい、個体をよく観察して、環境に気をつけてあげて下さい。
そして、餓死までさせるとなると、餌付け以前にその水槽環境が厳しいと言えるでしょう。
もし、水槽内は弱肉強食の世界などと考えている様ではそれが原因となります。お魚ごとに飼育環境を合わせてあげるのがとても大切です。基本的にどんな魚種も安定して飼育する方法はなく、それぞれに寄った飼育環境にするしかありません(だから混泳は難しいのです)。
ここまで読まれた方は、オトシンクルスのために何ができるかを考えて読まれていると信じていますので、これらの情報を取り入れた飼育方法を模索してみて下さい
お魚はストレスがあると食べなくなりますし、水質が悪い・水質が導入前後で大きく違うというのもストレスになります。
とくにオトシンクルス飼育での水質は、アンモニアと亜硝酸がわずかにでも試験紙で検出できる値でも拒食を起こすことがあります。硝酸が多すぎても同様です。水質の安定した維持と生体の観察を常に行ってください。これが原因の場合、ビックリするほど簡単に解決します。
餌付けが上手くいかなということに必ず原因がありますので、手を尽くしましょう!TwitterのDMなどでお応えすることも可能です。頑張ってください!! (๑و•̀ω•́)و
ボツ案にした理由は
内容はかなり信憑性は高いものではありますが、「餌付けできたことに気づいていないだけでは?」というものがメインになっているので、読む側が面白くないという部分でボツにしました。あと、説教臭い。
ちなみに、一部考察部分を追記しましたので、元のボツ案から少し内容が補填されてます。
餌付けを成功させる方法について(裏付け段階)
早速、タイトルに対しての回答ですが
基本的に個別水槽を準備して与えるやり方が確実です。
購入した個体は一度このように対応してから本水槽に入れるのもアリかと思いますよ。もちろん隔離しなくても可能ですが、今回は確実性を優先してのお話です。
隔離水槽で困るのは、オトシンクルスが1、2匹しかいないような状況です。そうであれば、水槽内の隔離場所(稚魚隔離カゴなど)を使うのもアリですね。
そして、上記したようにエサの量は多めに与えることです。(水質には気をつけましょう)
確実を狙うのであれば隔離が最低条件であると考えます。
他にテクニックがあるとすれば、何もしないことです。
上記したエサを動かす行為はかなり問題なので、エサを入れたら遠くから眺める程度がいいですね。 まあ、それでなくとも食べる個体は食べます。正直、気を付けなくても食べるときは食べます。
しかし、これを読んでいる方はそんな回答が欲しいわけではありませんよね。より確実に何ができるかが知りたいと思います。
どこを意識すれば良いか
ここで意識するポイントは3つ
- できるだけエサに出会いやすいようにすること(そのための隔離)
- 与えた前後の個体をみて確認すること(エサを見て判断はしない)
- 初期の給餌では静かにして近寄らないこと
これさえ守れば購入初期の元気な個体は高確率で食べます。あとは、食べているかどうかの腹部への観察力ですね。隔離水槽はこの点観察しやすいでしょう。
ここで何か自作する必要もなければ、謎のおすすめ商品を買うことをしなくて構いません。
もし、エサに近寄っているオトシンクルスを見るようであれば、それはもう8割方食べに来ています。そこであれこれ手を加えることをすると、そこまでの苦労が台無しになります。
前向きに考えましょう。
この時点で行っていることは、隔離して餌を多めに撒いているだけです。 大した手間がかかっていないので苦労もとくにしていないんですよ。
もし、飼育水槽内で隔離をする場合は、稚魚ネットには気を付けて下さい。可能な限り通水性のあるプラスチック容器にするとよいでしょう。
稚魚ネットはオトシンクルスが引っかかる可能性があります。
あと、サテライトを使う場合はとくに注意してほしいのが、意外と酸欠になります。
このような飼育水槽内で隔離をする際もエアレーションをした方が良いです。
それ以外の注意点としては、オトシンクルスは結構登ったりするので、脱走には気を付けて下さい。
びっくりするほど何もしていませんが、そもそも手をかけたから素晴らしい結果になるという考えは捨てて下さい。
大切なのは多くの知識と観察、そして、目の前の個体です。
コツコツ積み重ねていくのがすべてです。どんなに努力をしても方向性ややり方が間違っていれば徒労に終わります。
その点でいうと、人工的に作る餌場装置(?)については労力に見合った成果があるとは思えませんので、このブログではオススメすることはありません。
おまけ
まだ未検証なこととして、「餌付けせずに数ヶ月混泳飼育した個体の餌付け」や「2匹以内の個体の隔離水槽での餌付け(回数を行いたい)」を現状の結果と比較したいですね。
餌付け方法や既に投稿している餌付け記事については1年以上前から裏付けを続けています。
新しいことや考察が分かるたびに追記はしていますが、最初に投稿した「餌付け方法」の記事と実は大きく変わってはいません。
今回の記事では最後のまとめのようになってしまいましたが、内容のほとんどがそれまでにあげていったボツ案や考察の内容を含むものでした。
方法自体は非常に簡単ではあるのですが、それを盤石なものにするための事前情報としての説明が必要だったからです。
ここまで長くなってしまい申し訳ありません💦
隔離方法についてはこちらの記事を活用ください!
元々、様々な用途で使えるように工夫してきた方法になります。随時、情報の更新も行っているため参考にしてみて下さい。
高確率で成功させる方法について(動画)
現状考えられる最も効率的で簡単な方法になります
参考までにいかがでしょうか?
最後に
餌付けが上手くいっている方にとっては蛇足でしかない今回の内容ですが、私は「上手くいかない」という部分に注視して考察と検証を続けてきましたので、今回あげた情報や考察の中に有益なものがありましたら嬉しく思います。 どこよりも詳細に書かれているかは分かりませんが、間違いなくどこのサイトよりも沢山書いています。
相談は度々受けていますので、あげている情報を試しても上手くいかなかったということがありましたら、可能な範囲でTwitterにて対応致します(*´ω`*)
これを読んで実践して、非常に簡単であったと感じましたら、是非とも周りに教えてあげて下さい。(人*´∀`)。*゚+
また、私も他者の結果が知りたいので、結果の内容に関わらず私に教えて頂けると、改善点などが見つかると思いますので、お願いしたいです。
動画や記事、投稿などの参考や利用される際は、免責事項を読んで頂き、当ブログのリンクを貼ってご利用下さい。
もちろん、Twitter等でリンクを貼る程度であれば報告は不要です。
今回の記事のように考察を少なからず含むようなものの場合は、下手に曲解されてYouTubeやサイト記事として出回ると厄介であるため、投稿を予定される方はTwitterなどでご相談下さい。
現状、このような詳細情報をあげているサイトなどは当ブログ以外では私の調べた限りでは見つかりませんでした。
その程度の情報源であることもご理解ください。
このようなことを書くのも、ここ最近に何度か上位サイトの内容を参考にでもなく、オマージュするでもなく、コピペしているサイトを見かけているからですね。自分が書いている内容の正確性と信憑性を理解しているからこそ、試しもせずに書かれるのは止めて頂きたいですね(参考として引用するのは構いません)。
今回のお話で何度か出ている「餌付け方法の記事」とはこちらのお話なので、もしまだであればこちらもどうぞ
オトシンクルスの飼育において、餌付けはスタートラインです。
その後に沢山模索することがあるでしょう。オトシンクルスの餓死は恐れるものではないので、確実に乗り越えていきましょう(*´ω`*)
長くなってしまいましたが
今回はここまで
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