この記事はコケとの奮闘記②の続きです。
前回の投稿から翌日
しばらく様子を見ていましたが
ヒメタニシがどうも食べていない…
前回、どんな感じで食べていたかな~
と考えていましたら
ロマサガ2のように
ピコーン!
と閃いた(正確には思い出した)
前回は、破片になった藍藻を食べていた気がする…
確かにね
見てて、食べにくいよな~、って思いますよ
私の都合で入れて
あんきも「藍藻のことは任せたぞ~」
は、やはり無責任ですね
では、
この私が動こう!
私が来た!
見た!
ならば、勝つしかあるまい!
タイトル詐欺じゃねえか!!
って言われそうですね…
オールマイト好きな方々
深く陳謝いたします
これを書きたかっただけなんです…
…では、本編行ってみましょう!
作戦変更
今までは
ヒメタニシに食べてもらう(私は水替えのみ)
でしたが
共同戦線といきましょう
私が本体を叩き
ヒメタニシが残りを殲滅する
名付けて!
ヒメタニシのお食事介護作戦
素晴らしい
作戦名があるだけでやる気が上がるってもんですよ
名前の出来はともかくね
では、現状を見てみましょう
うん
緑が多くて一見するときれいに見えるかもしれませんね
ほら、気泡なんてつけてる
見事な藍藻の絨毯ですよ
グロッソやウイローモス、ヘアグラスの絨毯を紹介する方が多々いても
藍藻の絨毯を紹介する人なんて私くらいでは?
確証がない話ではありますが
コリドラスを入れるなら、可能な限り藍藻は減らしておきたいですよね
あれほどの層になっていると
表面にいろんなバクテリアがいそうですよね…
ソイルがコリドラスにオススメできない理由の一つとして、
ソイルは栄養が多いので細菌が増えやすいことがあげられます
あ、悪い細菌だけではないんですよ
硝化細菌などの有益な細菌たちもいますし、藍藻の必要とする栄養素を消費してくれる細菌がいたら、水質も安定しやすいですからね
細菌=悪者と思われるかもしれませんが、水槽を維持していく上で重要な役者なんですよ~
一方で、日和見感染症を起こす細菌もいるわけで、何かの拍子に傷ができて感染する場合もありますからね
免疫が高ければいいのですが、夏は調子が崩れやすいですから、私は注意しています
コリちゃんのひげを溶かしたくはないので…
藍藻って見たことありますか?いえいえ、本体の話です。
私は藍藻のことを宿敵と表現していましたが、そもそもどのくらい相手について知っているかが大切ですよね
敵を知り
対策し
勝利する
私はゲームでも情報収集したりするの好きなんですよね
攻撃パターンとか覚えたくなりません?
得意とまではいきませんが
事前準備するタイプのゲームは好きですよ
(ロマサガ2とか)
完全勝利を目指したくなるではないですか
とくに憎い相手にはね
まあ、藍藻たちも生き物で
偶然うちの水槽が住みよい環境だっただけなんですよね
彼らは悪くはありません
ただ
うちの水槽に住んだのが
運の尽きだっただけです
話を戻して
相手のことを知りましょう
まずは、お前の体から教えてもらおうか~(悪役風
はい
用意したのは藍藻のかけら
これを顕微鏡で見てみましょう!
以下、藍藻の顕微鏡写真
こちらは100倍の画像です
なんか、すごい繊維質に見えますね
イシクラゲも食べれるらしいので
食物繊維たっぷりなんでしょうかね?
細菌の細胞壁はペプチドグリカンが主成分だったと思いますが
藍藻はどうなんでしょうね
ちなみになんですが
柄付き針で突いて、3mmくらいの破片を伸ばしてプレパラートを作っているので
見ている破片は耳かきに乗るくらい小さいものです
ミクロメーターがあればよかったんですがね~
これだと正確な大きさが分かりにくいですね
個人のものなので、そこはご容赦ください
では次行ってみよう!
250倍です
藍藻は単細胞生物であるので
この長い構造のどこかに個体どうしの境目があるはずですね
これだけ小さいと殲滅とか無理なのではないでしょうか…
自信なくなるな~
この時点で、ソイルの隙間に入ったら、肉眼ではどうすることもできませんからね…
やはり、薬が必要であると思ってしまいますが
とりあえずは、やれるところまでやってみましょう!
1000倍だー!
私、ここまで細かく藍藻を見たことはないのだけど
右下の縞々になっているところは何でしょうかね?
気になったので
少し場所を変えて撮り直しました
なんか構造が見えますね
藍藻は、原核生物なので
葉緑体などの細胞小器官が発達していません
この構造は細胞の内部構造なのか
考えたくありませんが
これら1つ1つが個体なのか…
大腸菌も3μmくらいなので
原核生物がかなり小さいのは知っていますが
これは…
私のメンタルに響きますね…
いや、イシクラゲ見たことあるので予想はしていましたが…
藍藻を物理でどうにかするにはこのように限界があります
なんせ、相手は小さきものなので…
藍藻のことを甘く見ていましたが
彼らから見て巨人である我々の手をこうも焼かせるか…
なんか、ジャイアントキリングって言葉が浮かびましたね
(殺されてはいないし、負けてもいないけど)
一方で、需要があると思うので
私は投薬せずに、しばらくは人力と生体の力を借りてやっていこうと思います。
それでもどうにもならなければ
最終手段として、投薬するしかありませんね
それでは今回はここまで
同日に行ったことを
次のコケとの奮闘記④に
あげておきますのでよろしければそちらも見て下さい
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