こんにちは
ポケモンの新作が楽しみな
あんきもです
今回の内容はコケの拒食について
オトシンクルスを飼育していて見られることがあると思います。
実はここ数カ月観察を重ねてオトシンクルスの拒食を調べていました。
ある程度形になってきたので、結果として報告いたします。
それでは、行ってみましょう(๑و•̀ω•́)و
コケ取り生体の誤った認識
これを見て勘違いしてほしくないのですが、
基本的にコケ取り生体を制御することはかなり難しいので、彼らが悪さをしているわけでも、さぼっているわけでもありません。
それは必ず念頭に置いてほしいです。
コケ取り生体の飼育初心者が勘違いしていることとして
コケ取り生体は万能ではなく、コケを食べない(俗に「仕事をしない」と呼ばれるもの)は
食べられるコケがない
増殖スピードに追い付いていない
飼料が豊富なため飢餓状態にない
食欲がないなど
飼育管理上の問題でしかありません。
他には、幼魚の時期しか食べないなどもあります。
コケ取り生体も生物であるため、他の生体と同じく理解を深めて飼育する必要があります。
コケ取り生体の効果
私はコケの除去に様々な生体を利用してきました。
気になる効果ですが
コケ取り生体の導入には、コケの除去や予防に一定の効果があります。
しかしながら、
その成果を実感していないと感じる方も多いと思ってます。
私が感じる多くのケースでは、
生体が食べる速度を超えた繁殖スピードでコケが増えるため
そのように実感がわかないのだと思います。
オトシンクルスは予防という点でかなり優秀なコケ取り生体です
点灯時間を短くするだけでより効果があると思いますので、管理環境を改善しましょう
一方で、本来食べると紹介されるコケを食べなくなるケースも我が家でありました。
オトシンクルスのコケの拒食について
オトシンクルスは餌付いていてもコケを食べていると私は考えています。
根拠として、光量と水質に気をつけている水槽ではオトシンクルスが食べるコケは発生しません。
オトシンクルスをこの水槽では6匹飼育し、毎日人工飼料も与えていました。
一方で、
オトシンクルスがいる水槽でもコケが発生します。
飼育数が少なくても30cmスリム水槽であれば1匹でもかなり食べてくれますが…
時間が経つと残ってしまうコケもあります。
ちなみに、写真の茶ゴケを250倍で見るとこんな感じになります。
動く生き物は見られませんでした。
珪藻類ですかね?沢山いました
珪藻を主に食べているならこれは不思議なことです
これを好んで積極的に食べているというのは絶対ではないということが分かります。
これは、まだ検証中なのですが…
どうやら何度も食べられた(かじられた)コケは固くなるものがあるらしいです。
現に、今回取り出した茶ゴケもかなり取りにくかったです。
これらのことから
「食べにくい」と感じるとオトシンクルスは学習して食べなくなるのではないか
そんなことを私は考えています。
新しく迎えたオトシンクルスや引っ越し直後のオトシンクルスは、
その水槽内のオトシンクルスが見向きもしなかったコケをかじります
しかし、しばらくすると食べなくなります。
これが新しいオトシンクルスがコケを食べる傾向にある理由なのだと思います。
3年以上飼育している個体でも同じことがあったので、個人的にかなり推している考えです。
この行動は「餌付けができたオトシンクルス」でも見られます。
餌ばかり食べてコケを食べない…
そのようなことでお悩みでしたら、一時的にお引っ越しをすることも良いかと思いますよ。
または、複数水槽があるのであれば、ローテーションでまわしていくのも良いかと!
ちなみに、こちらの水槽にいた多くの餌付いたオトシンクルスたち
引っ越し先のこの子たちが沢山いる水槽でも茶ゴケはまず生えません。
私のブログでは餌付けを推奨しています。
餌付けのデメリットについても改善できるものであると考えますが、いかがでしょうか?
他には、人工飼料でも拒食を起こすことがあります。
これの改善として、
こまめな水替えやエアレーションの強化・改善、ろ過の強化・メンテナンスなどの水質改善で元に戻ります。
コケ食いが悪いときは水質がオトシンクルスに適していないことも疑うと良いでしょう。
最後に
結論になりますが
根本的な原因が、コケの繁殖スピードに対してオトシンクルスの消費量が追い付いていないことでしょう。
そして、残った強いコケが固く取りにくい状態でさらに残ります。
このようになってくると、オトシンクルスはそのコケを諦めるようになるのではないでしょうか
一時的な対策でしかありませんが、
一度、水槽から取り出して、2、3日置いてからまた戻してあげると再度かじりだします。
これも長くは続かないので、そのようなコケは自力で取るしか手段はありません。
このような話ではコケ取り生体として無力のように感じますが
飼育環境のバランスを上手く調節することでコケの生えにくい水槽が作れます。
それを目指して飼育してみてはいかがでしょうか?
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よろしくお願いします!
今回はここまで
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