WBCの日本大勝利に歓喜している
あんきもです(*´ω`*)
内容の前に
サムライジャパン!優勝おめでとうございます!(人*´∀`)。*゚+
さて、前回の考察記事について質問があったため、その補足内容をあげます。
質問の内容は記事の中に「誘導魚としてコリドラスがオススメ」と書いてあった部分です
これについて質問があったことと、元々書いていた内容があったので、説明と合わせて投稿しようと思いました!
餌付けについての記事の延長線と思って見ていただければと思います!
あと今回は茶番も含みます
頑張って編集しました
いってみましょう!(๑و•̀ω•́)و
誘導魚とは
この誘導魚とは私が勝手に作った造語で
想定した意味としては「他の魚の行動を誘導させるお魚」というものとして使っていました。 書いた字のままの意味ですね。
調べても出てきませんでしたが、似たようなことは既に他種魚であるのかもしれません。 だからこそ質問があったのだと思います。
配慮が足りず申し訳ありません💦
私の中ではこれは確実に存在すると推している考えで、これがオトシンクルスの餌付けや拒食に対して有効であると思っています。
現に私はこれを何度も試しています。
誘導魚の効果
過去の事例
例えば、オトシンクルス単体飼育の水槽とコリドラスピグマエウス(以下、ピグミー)混成の水槽。
過去に横に並べて飼育していたことが数回あったと思います。
動画にもしてあげていますが、ピグミーの行動が結果的にオトシンクルスの動きに影響を与えていたことが分かっています。
それ以外にも、混泳飼育水槽にてコリドラスとともに餌場に集まるオトシンクルスが何度も目撃されています。
私はブログの開設より前から「オトシンクルスは他の魚の行動による影響を受けて行動範囲が変化する」と考えていました。
それを21年7月より本格的に情報を集めてみようと決行して今に至ります。 1年半以上様子を見ていましたが、最中に上記の行動変化は確実にあるものと判断し、さらに仮説を立てて水槽を何度か作り直しています。
全てあげるとまた長くなってしまうので、中心となった2つの仮説だけあげていきます。
仮説1.水流の変化による誘導
これが最初に思いついたもので、オトシンクルスは他の個体が作り出す水の流れの変化が著しい場所に集まる傾向があるのではないかというものでした。
根拠
この時点でオトシンクルスが魚の集団とエサの匂いがある場所に集まりやすいことが分かっていました。
エサだけある環境だと気づくのに時間がかかることも分かっており、エサの匂いを魚が拡散させることで見つけやすくなっているのかとも思いました。
しかし、どうもそうではないことが後に分かりました。
考察
1週間の短期間ではあるもののエアレーションの強い環境で、エサの発見速度に個体ごとでバラつきがあったからです。
エサの匂いを全体に拡散させてはいますが、ピンポイントで集まってくる個体や少しずつ近づく個体がいるのです。
ちなみに、最初に来る個体は少しずつ近づきます
これは現在の簡易水槽でも個体によって反応に差があります。 最終的に全員が食べてくれるので、方法として有効なのは変わりませんが、これが個体差があると言われている原因なのではないかと考察しています。
他には、少し話は変わりますが
水替えの時に水流に当たりに来る個体や集まってくる個体がいること。
よくあげられる水質変化に弱いのであれば回避する反応をとってもおかしくないのですが、それとは真逆に集まってくることがあります。
止水のような環境にすると体調を崩しますし、適度に水流がある状態だと突然死のリスクもかなり減らせました。
そのようなことから、オトシンクルスの飼育と水の流れについては今後も調べていく価値のあるテーマだと思っています。
それでは、今回のこの仮説1について、現在持っている解答としては。
大きく間違っているとは思えないが、適切であるとも言い難い。
そんな評価をしています。
理由が、
混泳する魚種によって反応が異なるから。
メダカやテトラ系などの遊泳魚種についてはオトシンクルスの誘導が行えないと思いました。
これらの魚種が餌場に集まっているときのオトシンクルスは可もなく不可もない集まり方をしています。
一方で、コリドラスが多い水槽では間に挟まって食べに来ています。 他の底生魚はコリドラス以外の情報がほとんどないので、現在はコリドラス推奨とあげています。
他の生体であり得ないことを言うつもりはありません。現状、私の中ではそのように1つの解答がある状態です。
この仮説はまったく違うとも思っていませんでしたので、次の仮説に繋げました。
仮説2.目視による誘導
これは、オトシンクルスは他の魚の特定の動きに反応して行動するのではないかというものです。
根拠の前に、 私は、オトシンクルスは他の魚を捉えるて食べるようなことを行わないため、視力がそこまで高くないと思っていました。
しかし、こちらが少し動いただけで逃げたり、水槽から1m以上離れていてもこちらに気づいて固まったりと、意外と目が良いのではないかと考えることがあります。
考えに至るきっかけは、日々の写真による記録です。
私なんかはよく写真を撮っているので、オトシンクルスの反応には注意を払っていました。
音や振動に反応していることもありますが、水槽から私がいる方向を見ていることも何度も目撃しています。
根拠
「カエルは動いているものしかエサとして認識できない」などという話を聞いたことがあり、オトシンクルスの行動もそれに似ているかもしれないと考えました。
だからこそ、私は写真を撮るときはできるだけ動かないように注意しています。
そうすると、忘れたかのようにオトシンクルスが行動の続きを開始します。
動いていない対象を見失ったかは分かりませんが、動くものがあると、ジッと止まって様子をうかがうことがあるようです。
他にも上記したように他のお魚がいた時に集まることからも、オトシンクルスは周囲の動きを認識して、それを行動に反映させることをするのではないかと考えました。
裏付けと考察
水槽を何度か組み上げて、この仮説の裏付けができました。
それが、隣接するピグミー水槽のオトシンクルスに感化されて、別水槽のオトシンクルスも動き出すという現象でした。
これは先程の動画にも一部あげているので、そちらも見てもらえればと思います。
別水槽のオトシンクルスに感化されているという話になりましたが、元になったオトシンクルスはピグミーの動きにより行動を始めていました。
このときピグミーは産卵行動をとるなどの動きを見せていたので、その慌ただしい動きにオトシンクルスは反応したようです。
これ以外にも、パニックが伝染することも分かっています。 パニック個体が現れると、他の個体の呼吸数が増えたり、つられて同じような行動を起こしたりすることがあります。
不思議なことに、これが隣の水槽のオトシンクルスにも伝染することがあるのです。
水槽を畳むときに、隣の水槽のオトシンクルスを網で追いかけていると、お隣の隠れていたオトシンクルスたちが動き出すことがありました。
うちの子たちは追いかけられると、触れられる直前まで動かない鍛えられた精鋭たちもいるので、迂闊に逃げ回ったりはしませんね( • ̀ω•́ )✧
まるで某作品の北方山間にある砦の兵士のようです
そのため、何もしていない隣の水槽の子たちがパニックを起こしていたのが印象的でした。
これらは水槽を隔てていての行動であるため、視認する以外は情報を伝える手段がありません。
温度や外部環境からの影響も考えられますが、一応この隣接する水槽とは別の水槽では同じことが起きませんでしたので、その影響によるものではないと考えています。
仮説から考えた方法
これらの仮説から、前回の考察に書いた内容(食べない原因など)の対策を考えました。
そこで、このブログでは上手くいっている誘導魚としてコリドラスを運用することを勧めています。
また、意図せずに現在使っている60㎝オトシンクルス水槽で、12月~1月にかけて立ち上げから約1ヶ月ほどオトシンクルスの反応が鈍くなっていたのもあり、実験導入してみました。
この水槽には10匹ほどピグミーが入っていましたが、どうもオトシンクルスたちの反応が良くありませんでした(中には40匹以上のオトシンクルスがいます)
そこで思いついたのが“魚の群れを作る”こと
この水槽にさらに20匹ほどのピグミーを入れれば隠れているオトシンクルスが出てくるのではないか? と上記の仮説から考えました。
他にも、これまでの仮説の検証経過から、オトシンクルスを惹きつけているのは尾の動きなのではないかと観察して思いつきました。
尾の動きについてはオトシンクルスの若魚の導入がきっかけです。
餌付いた個体が1匹現れると、連鎖的に他の個体も食べだします。
最初の個体の何が他個体に影響を与えたのか気になり、既に餌付いている個体と導入個体の動きに注目してみていたところ… 好きな人工飼料に付いたオトシンクルス動きが変わりました。
その後に、他の個体も続いて現れるようになりました。
先日、良い感じの動画が撮れたのでTwitterにあげたものを参照下さい。
食べているときはこの様な尾の振り方をします
これを利用して何度かオトシンクルスの若魚を引きこもったオトシンクルスの誘導魚として利用したことがあり、既に成果をあげています。
では、ピグミーではなくオトシンの若魚を使えばよいのですが、そうもいきませんでした。
この問題は、次第にこの若魚も他のオトシンクルスの影響を受けて隠れてしまうことです。
つまり、オトシンクルスでこれを行うと限界があります。
何故大きなステルバイではなくピグミーかというと、オトシンクルスが好む動きに近いのがステルバイよりもピグミーだと思ったからですね。
もちろん、ステルバイなどの他のコリドラスでも効果はあると思います。オススメするなら、という部分で書いてます(*´ω`*)
コリドラスはエサを掘っている時に尾を振ります。この動きはオトシンクルスがエサを食べているときの動きに近いです。
そして、ピグミーの動きは細かく、食べていな時でも遊泳中のホバーリング行動があるため、オトシンクルスの視線を引きやすいと考えたからです。 (ステルバイだと尾の振りが大きいため)
大きさよりも群れて泳ぐという部分に注目してこのような対応を検討しました。
他には増えたときの対応が楽なのもありますし、少しは私の好みも反映されています。ピグミーは最高です( • ̀ω•́ )✧
実際に行ってみたところ、かなり反応が改善されました。
録画時間も1時間程度で良い動画が撮れるようになったのもあり、私はホクホクです! (●´ω`●)
ピグミーは数匹でいるよりも、かなりの数がいると餌場に居つきやすく、餌場の周囲を良い意味で動きまわってくれるので、オトシンクルスの誘導魚として完璧です。
結果的に群れを作ったことによる誘導となってしまいましたが、群れをつくるのは小型水槽で行うには少々難しいですね…
ギリギリ30㎝水槽であれば、ろ過設備と管理をしっかり整えれば、オトシンクルス3匹+ピグミー10匹の組み合わせでの飼育が可能です。
エサも同じもの(コリドラスのエサ)を使えば問題ないのも大きな利点です
この場合“群れを作る”というよりも、“飼育密度をあげて反応させやすくする”というのがポイントになります。 管理を徹底すれば飼育密度を多少増やしても飼育は可能です。徹底すればね…
これがメダカやベタだとかなり難しいですね。 遊泳魚はかなりパーソナルスペースが必要で、これが少ないとケンカになります。 だからこそ、誘導魚として不向きなのです。
もし、オトシンクルスの餌付けからメインの水槽をと考えるのであれば ピグミー水槽を立ち上げて、オトシンクルスの餌付けをその水槽で行う方法が結構理にかなっています。
ちなみにですが、これを見てこのピグミー方法を実践するのであれば
オトシンクルスの餌付けをしているかと思っていたら、いつの間にかピグミーの飼育にドハマりしていた( ゚д゚)
そんなことになりかねませんね(笑)
私はオトシンクルスが大好きですが、コリドラスも大好きです。
その中でも、コリドラスピグマエウスは魔性のコリドラスなので、こころして飼育しないとハートを持って行かれますよ…
具体的には、弟の魂を鎧に定着するために片腕を持って行かれるくらいは、ハートを持って行かれると思った方が良いです。
ピグミーはやべえぞ…。トぶぞ…。
最後に
なんか、最終的にピグミーを推す流れになりましたね(笑)
しかし、飼育している方は分かると思いますが、あの生き物最高に可愛いんですよね
しかも!
オトシンクルスとの相性が最高に良いです!!
オトシンクルスがいる環境でも繁殖することは確認済みなので、混泳しながら繁殖も狙えます。
大きな水槽よりも小さな水槽の方が観察しやすいです
私は、過去に90㎝水槽に入れて失敗したことがあるので…。
オトシンクルスと共に群れている姿はとても素晴らしい光景なので、是非とも次何飼育しようかな?と悩むことがあれば一考してみて下さい。
この方法を餌付け方法と考察記事で詳しく書かなかったのは、新しい生体を導入しなくてはいけない方法だったので、今回のように別枠で書く予定でした。
今回は質問があったので、予定を繰り上げてアップしましたね
わざわざ買わせたいわけではないので、他の餌付け記事も読んで頂いて、考えの足しにすると良いかと思います。
この下からは鋼の錬金術師のファンの方以外は見なくても大丈夫です。
今回の記事の内容はここまでになります。
最後に、
鋼の錬金術師ファンの方へ
ごめんなさい
厳密には腕は持って行かれたわけではないと思っていながら上記のことを書きました。その謝罪になります。申し訳ありません…。 私的には、腕を対価に魂を錬成・定着していると考えているので、扉の通行料(持って行かれた)とは別に考えているのですが…。どうでしょうか?
そのため、今回の「持って行かれた」は、まだ正攻法で戻る余地のある「持って行かれた」だと考えて書き込んでいるのです(人体錬成の必要がない錬金方法)。
ちなみに、私はアームストロング姉弟とリン・ヤオが推しです。あと、バッカニア大尉最高でした。ホムンクルス組もいいですよね。ラースはめっちゃ推せます。グラトニーも好こ…
これ、食べていい?
変なことを書いて、重ねてお詫びいたします。
でも、真面目なだけの記事に飽きてきましたので、気づくか気づかないかくらいのネタを今後入れていくようにします。
ちなみに、あんきもはハガレンは当時リアタイで観ていた程度には大好きです!
今回はここまで
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