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【画像あり】水槽に生じる根っこのような生き物について

アクアリウム
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こんにちは

あんきもです(*´ω`*)

 

今回は、水槽でたまに見かける生き物の雑学を紹介します。

調べてもあまり出てこないようなので、私のアクアリウム知識が役立つと思い書いてみました!

 

それではいってみましょう




こんな生き物見たことありますか?

 

さて、長くアクアリウムをしているとこんな感じの生き物を発見したりします。

 

 

樹状に伸びたこの模様はある生き物ですね
血管のようにも人によっては感じるかもしれません

調べた感じとしては
植物の根っこのように感じる変な生き物ですね。

 

 

 

アンケートとってみました!

こちら私のxのスクリーンショットです
リンクはこちらになります。

ご参加頂いた皆様
ありがとうございました!!(≧▽≦)

 

たまにこんな感じのアンケートをしていますので、
是非ともxの登録もよろしくお願いします!

 

これを見る限り、そこまで目撃例も無いようですが…
今回のアンケートでは31人中5人が水槽で見たことがあると回答していますね

個人的には思ったよりも多いと感じました!

 

水槽内ではそこそこ見られることもありそうです

 

それでは、
これはいったいどんな生き物なのでしょうか?

 

 

 

 

 

正体は、この生き物!

ご存知の方もいるかと思いますが、

粘菌

という生き物です

 

詳しい種類までは分かりませんので、
あくまでも広義的な意味での粘菌として話していきます。

 

 

 

粘菌ってどんな生き物?

本来、粘菌という生き物は変形菌(真正粘菌)という原生生物の一群ですが
似たような生き物がいるので、この記事ではそれらも一応含めて話をしていきます。
中心となっているのは原生生物の方ですね。

※粘菌と読むと「菌」や「細菌」と勘違いしますが、まったく違う生き物です

 

微生物の分類に関してはこちらの記事をどうぞ

 

 

まぁ、上記のことを書いたのは、
私も粘菌の分類は詳しくないからですね!

 

水槽で発生するタイプは
病原性があるような(広義的な意味での)粘菌ではないと思うので…
その点は大丈夫だと思っているのですが、それ以外の種との判別は写真や動画からは私程度では判別がつかないから、深く突っ込まないようにしますね

 

分からない理由のもう一つは、
粘菌の個体は非常に小さく、肉眼では群体で見えているので…

分類を考えるにしても顕微鏡観察が必要なのもあり、分からないと無難に言っておきたいです。

 

自然界での粘菌は、
山を散策していると倒木や落ち葉の裏についていたりしますね。

 

 

水槽への侵入経路としては

流木が可能性が高いです

次点で、発生したことのある水槽の水草や石などのアクセサリーでしょうかね

 

このように水槽に侵入するタイプは、山で見かけるものと似た生態なのでしょうか?

調べても出てこないので、この点も私には分かりませんね

 

こんな感じで、分からないことだらけで大変恐縮ではございますが
私が学んできた内容と水槽に発生した粘菌を観察して考えることを紹介していきますね!

 

 

 

何を食べているの?

細菌などの小さな微生物を食べているようです。

 

実際、細菌由来の食物連鎖(腐食連鎖)が活発な場所では大きなコロニーを形成しているので、この点も粘菌として知られている特徴と一致しますね。

 

例えば、スポンジフィルターなんかは好む場所みたいです。
細かくなった残飯カス周辺にも集まってきます。

 

水槽環境としては
「ソイルを使っている」

「水草水槽である」

などが好条件だったりするようです。

 

流れが激しすぎると大きなコロニーは形成しにくいようで、
水草を沢山植えていて、お魚に餌を十分与えている水槽では好適な環境が整っているといえますね

 

 

 

動くの?

写真に撮っておくと分かりやすいのですが…

 

ガラス面の広範囲に広がる粘菌

 

かなりゆっくりではあるものの移動しています。

よく勘違いされるカビとの違いは、
移動の有無ですね!

 

粘菌を使った実験では、迷路の最短ルートを導く話が有名だったりします
エサなどに向かって移動するので、観察してみると意外と面白かったりします。

 

 

 

触ったら危険?

私は触ったことがありますが、
とくに問題はありませんでした

 

感触は、固くもなく、フワッとしています。

イメージしやすいのは、濾過槽の汚泥みたいな手触りですね。

 

ちなみに、触れるとゴミのように散ります
排除するときはスポイトやプロホースで突きながら吸えば楽ちんですね!

 

一応、他の微生物と同じく、
触ったらしっかりと手を洗うというのは徹底しましょう!

 

 

お魚に害はあるの?

※あくまでも私の経験上の話として述べています。

 

経験上、お魚に害があったことはありませんね。

粘菌が発生したから亡くなった
と、言えるような個体はありませんでした

 

底で生活するコリドラスやオトシンクルスが水槽に居たりもしましたが、とくに粘菌がいたから亡くなったということはありませんね。

一応、コリドラスは底層が綺麗な環境が望ましいので、粘菌にとって好適な環境にならない方が良いようには思います。予想ですが…

 

 

あと、これは明言しておきますが…

 

オトシンクルスやコリドラスが
粘菌を食べて減らしたということはありませんでした。

(蹴散らすことはありましたが)

 

落ち着いたオトシンクルスなら、まず粘菌を食べるなんてことはしないでしょう。
(偶然口に入ってしまうことはあるかもしれません)

 

この手の話は、クリーナーフィッシュネタとして格好の餌食になりやすいので…

 

私は
「明確に差異が生じるほど掃除効果はない」
と記載しておきます。

 

 

ちなみに、お魚の卵にも悪影響があることはありませんでした。

そもそも一度も生きている卵を襲うことはなく、
カビが生えた卵なら近くを立ち寄ることが、あるかないかくらいでした。

 

一方で、粘菌が大きなコロニーとして観察される環境であれば、
水中のバクテリアが多いことも考えられるので、
それが原因で卵に影響しているということは考えられます。

 

粘菌が影響している!
というよりは、そんな環境が良くないと言えるのではないでしょうかね

 

 

 

 

増えると問題はありますか?

実は問題もあったりします。

 

お魚には害はないものの、厄介なこともあるんです。

 

一番の問題は、
目の細かいフィルターを詰まらせることですね

 

とくにスポンジフィルターが好まれますが、
目の細かい良いスポンジほど被害にあいます

Tetraのスポンジフィルターは粘菌には辛いですね…
(その分、生物ろ過性能が高いことが分かります)

 

そんな時は、スポンジを洗ってしまえばいいのですが…

粘菌が元気な環境であれば
1、2週に1回くらいの頻度でスポンジを洗うことになります

 

フィルターに目詰まりする粘菌

この状態になっていると内部はかなり詰まってます

 

直接な被害が無い分、手を出すか考えてしまうので厄介な存在ですね
本気で駆除しなくてもいいと思えてしまう微妙なラインを攻めてくるタイプです。

 

 

他にも問題がありまして

 

景観をそこそこ悪くします

蜘蛛の巣状に這う粘菌

 

既に水槽に出現していたら分かると思いますが、
人によっては非常に不快に思う見た目をしているでしょう

 

水草の上やガラス面を移動することもあるので
元気一杯の時はどうしても目立ってしまいますね

気にならなければ、増えすぎない程度に水替えと共に間引けばいいでしょう

 

 

発生したらどうすればいい?

嫌じゃなければ、適度に掃除して間引けばいいかと思います。

 

残念な話をすると、一度発生してしまったら撲滅は難しいと思ってください

見かけなくなっても、半年後や一年後にまた復活することはありますので

 

 

ただ、爆発的に増える環境も決まっていまして…

生物ろ過がかなり上手くいっている時に出現します

 

水が悪いときや立ち上げ直後の不安定な時期は見たことがないので

見かけることがあれば
生物ろ過が安定してきたのかな?
と思えばポジティブですね(笑)

 

生物ろ過が上手くいっているときに
餌がが残るくらい給餌しているとよく現れるので、
お魚を飼育している水槽では給餌量に気をつけましょう

水草水槽で生じるときは、枯れた植物からの腐食連鎖が始まっていたりするので、枯れた葉を取り除いて、水の通りをよくするようにして対策しましょう!

意外と増えるときはかなり増えて、いなくなる時はいつの間にかいなくなりますので、水槽内に発生したものは根気よく対処しましょう!

 

一方で、撲滅や侵入阻止を狙うなら、
流木の煮沸や器具の徹底した洗浄を勧めます

熱湯処理でも効果はありそうに感じますね

 

さすがにオキシドールなどの薬品を使用すれば死滅するので、濾過槽やピンセット、スポイトなどは滅菌に近いような処理をすれば持ち越さないはずです

 

水草などの生体やソイルなどの熱湯処理できない底床は諦めましょう
これは新しいものを使うしかありませんね…

一応、侵入経路としては水草もありますが、
これに関しては、「水草その前に」などの商品を使うしか思いつきませんね
効果があるかは分かりません…

 

1つ1つの個体は非常に小さな生き物なので、
少しでも入ってきたら、いつかは目につくことがあるかもしれません

 

あまり考えすぎても辛いので、
対策しても難しいようなら、付き合っていくしかありませんね

 

 

最後に

いかがでしたか?

結構マイナーな話ではありますが、参考になったら嬉しく思いますね
是非ともSNSで紹介してくれるとさらに嬉しいです!

見つけたらコメントしに行きますね!( • ̀ω•́ )✧

 

意外と眺めていると可愛い生き物なのですが…
嫌がる人もいますよね

 

取りつくしても、
水槽を変えても、
思い出したかのように現れるので…

あー、いなくなっちゃったかー!

なんて思っても、
季節のように巡ってくることもあるので、
意外と丈夫な生き物ですね

 

そんなことを思ったあんきもさんでした

 

今回はここまで

 

 

 

 

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